
▲ 東海本部の勢いそのままに高々と燃え上がるお護摩の炎
桜の花も散り始め、替わって椿のつぼみがほころびはじめた四月十三日、東海本部において花まつり護摩法要が奉修された。
毎年盛大に行われる東海本部の花まつりであるが、工夫と改善は欠かさない。今年からは「阿含宗の神髄はお護摩にある。ぜひお護摩を通してお導きにつなげたい」との思いから昨年秋の「龍神まつり」に続いての護摩法要となった。
午前十時、特別に阿含宗理事と関東別院布教部主任の相談会が始まった。合計十七人が相談を受けられ、お導きの後押しとなった。
玄関では早々と来堂する参拝者が、入り口に設けられた花御堂に献茶供養を行った。「花まつり護摩法要」が始まるまでは、お茶席、喫茶コーナーでくつろぎ、信徒が制作した仏像や人形、写真、梵字などの作品展を楽しみ、バザー会場で掘り出し物を探すなどして過ごした。
午前十一時三十分頃には、模擬店が始まり賑わいを増した。
今回の法要ではお連れ修行を行った会員と一般来場者、およびイスラエル大柴燈護摩供護摩木を三百本以上申し込んだ方には、護摩法要にて護摩木がお焚き上げされるとあって、護摩木コーナーは申込者でいっぱいとなった。
午後一時、いよいよ護摩法要の始まりである。司会のアナウンスの後、カンタータ仏舎利宝珠尊和讃、参拝者はもちろんのこと修行者も各部署に最低人数を残し本堂に集まる。入堂太鼓の響きに、頭を垂れながらこれから始まる護摩法要に緊張する。合掌した手の先にお護摩の炎が映るほど高々と上がった聖火に、参拝者は日頃のご加護を感謝申し上げた。
法要の後、導師を務められた法務部職員によるご法話、名古屋地区推進委員による挨拶が行われ、休憩の後、YAN修験太鼓による「神火」の奉納、走り大黒天お箸隊によるパフォーマンスが行われた。
そして、法務部職員により参拝者全員に走り大黒天特別加持が行われ、大黒天特別小判が授与された。
修行をされた女性信徒は、「今日は花まつりでは初めての護摩法要があり、すごいパワーですばらしかったです。一般の方も多く見えていました。きっと感動されたと思います。これを機に親しく参拝に来ていただければ入行につながっていくと思います」と感想を述べた。その修行者の言葉通りに、全来堂者数五百七人の内、六十四人の一般の方が参拝され法縁をつないだ。
今回目標としていた一般の方を対象とした法縁成就は成功を収め、東海本部全道場はイスラエル大柴燈護摩供に向け、更なる精進を誓った。